♪ 空港
「今夜かしら明日かしら」のアイドル路線で全くヒットしなかったため、テレサ・テンの優れた歌唱力を生かせる演歌路線に方向を切り、リリースされた曲です。
一生に一度しかない、レコード大賞新人賞にも間に合わせられるうようにという、スタッフの意気込みと焦りもありました。
別ジャケット?と思わせるが、その後のリリースされた「雪化粧」とのカップリングとなっている。
歌詞
作詞:山上路夫 作曲:猪俣公章
JASRACの指示により、歌詞を表示できなくなりました。
Uta-Net → https://www.uta-net.com/song/1651/
歌唱アーカイブ
1974年(昭和49年)、「アタック!真理ちゃん」(9月5日放送)での歌唱。21歳のときの映像。初々しさにあふれています。
後年、仮想デュエットの際に使われました。
1974年10月17日、第7回「新宿音楽祭」(東京厚生年金会館)での歌唱とされる映像です。
「審査員特別奨励賞」と言われることが多いのですが、現在wikipediaでは「銀賞」という記述になっています。1974年の審査員特別奨励賞はグレープで、金賞(2人)が中条きよし、西川峰子だったもようです。
1974年11月19日、「日本レコード大賞」部門賞の発表が行われ、新人賞受賞者の一人に選ばれました。
同年12月31日、同賞の本戦での歌唱。
1976年 香港利舞台演唱會で。
1977年(昭和52年) TBSトップスターショー「歌ある限り」で
1985年(昭和60年)8月4日<放送>
1985年10月27日<放送>「ミュージックフェアー」で。
1985年12月15日、NHKホールコンサートでの歌唱。一曲目に選んだのが「空港」でした。
1991年、フジテレビ「ライオンのごきげんよう」での歌唱。
1994年(平成6年)1月17日、「ふたりのビッグショー」での歌唱。都はるみが「二十歳で日本に来て…」と言っていますが、1973年11月(20歳)に非公式に来日していますが、公式デビューは1974年3月1日でそのときは21歳でした。
ヒットの理由?
「昭和歌謡の煌き! 〜没後30年 作曲家・猪俣公章〜」(2023年 6月11日 (日) 18:55 ~ 、BSテレ東 )より
テレサ・テン速報 No.7 空港
冒頭には、本人の手書きのメッセージが、中国語とたどたどしい日本語で書かれています。
テレサ・テンです。しんきょくの「くうこう」を
いっしょうけんめい
うたいます。とてもよいきよくです。
みなさん ぜひ きいてください。
Teresa Teng
鄧麗君
その下の記述です。本人が語っている調子で記述されています。
皆様の心暖かいご支援を戴き
まして、テレサ・テンも日本の
生活になじみ、日本語もかたこ
とながら話すことが出来るよう
になり楽しい日々を送っており
ます。
さて、今年2月15日に来日して
以来約3ヶ月半デビュー曲「今
夜かしら明日かしら」を一生懸
命歌ってまいりました。日本の
歌謡界の厳しさを身をもって体
験し、心をあらたに更に頑張る
覚悟でおります。幸い7月1日
には新曲「空港」が発売になりま
す。私にぴったりの素晴らしい作
品ですので皆様ご期待下さい。
裏面は楽譜です。