今のBTSみたいな人気を得て、世界の歌姫になっていたかもしれません 錦織一清
BRUTUS 2022年3月15日号
[#全世代に捧げる歌謡曲特集]
「世界の歌姫になっていたかも」俳優、舞台演出家・錦織一清が語る、テレサ・テンの魅力
音楽に夢中になるきっかけはいつだって、テレビの中でスポットライトを浴びながら歌うスターたちだった。その輝きはいつまでも色褪せない。俳優、演出家の錦織一清にとっての歌謡曲レジェンド、テレサ・テンについて。
Illustration: Naoki Ando / Text: Shu Shimoigusa
テレサ・テン 錦織一清 一つのフレーズで、その情景や人物を
イメージさせる、圧倒的な表現力
以下は、websiteの記述内容で、雑誌には掲載されていないと思われます。
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Teng Li-yun
1953年台湾生まれ。14歳のとき台湾でデビュー。その後、74年から日本での活動を開始。「空港」「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」などがヒット。『8時だョ!全員集合』ではコメディエンヌの才能も。また中国語の曲を1,000曲リリースするなどアジアでも高い支持を得た。1995年、静養に訪れていたタイ・チェンマイで客死。
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錦織一清(俳優、演出家)
にしきおり・かずきよ/1965年東京都生まれ。85年、少年隊の一員として「仮面舞踏会」でデビュー。その後、歌手、俳優、演出家としてキャリアを築く。最新ソロシングル「Cafe Uncle Cinnamon」。
No.957掲載