リンリン・ランランが驚いた
テレサ・テンと同年の1974年に日本デビューをした双子デュオのリンリン・ランランは、香港出身です。(アメリカ人の父と中国人の母を持つ) デビュー曲「恋のインディアン人形」を、耳にすることが多くありましたが、その後ヒットには恵まれず、数年後には日本を去りました。
そんな二人が、テレビ番組の出演の際に驚いたことがありました。テレサ・テンと楽屋が一緒だったのです。二人もテレサ・テンも、日本に於いてはデビューして間もない新人ですから、不思議ではないことなのでしょうが、二人にとっては衝撃的でした。「あのスーパースターが、私たちのような新人と同じ楽屋でいいのか。あり得ない」とたいへん驚いたそうです。
そして、驚きつつも、こんなチャンスは滅多にないと、テレサ・テンのサインをもらったとのこと。
いかに日本で、テレサ・テンの台湾・香港・東南アジア諸国での評価が知られていなかったかを示しています。
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