「人柄もたいへん良かったから、この町の人たちはテレサを応援していました」

　ファンの一人が、2002年（平成14年）８月12日に三島町を訪れ、テレサ・テンの三島町訪問（1977年３月16日・17日）に深く関わった海老名健さんが、当時のことを語ってもらった動画があります。
　海老名さんは、当時の観光協会のスタッフとして、雪かきや植樹など様々な裏方の準備をされました。その後、三島町産の会津地鶏や打ちたて蕎麦が味わえるお店のオーナーということです。（「テレサ・テン歌姫音路」の記述より）

　録画場所は、そのお店「ログハウスどんぐり」と思われます。
　オリジナルの録画は「三島町・インタビュー」で見ることができます。
　左の画像をクリックすると、オリジナルの映像に字幕と写真を加えたものを見ることができます。（オリジナル映像の作成者には連絡を取ろうとしていますが、今のところ、できていません。）

　以下、この録画の中で海老名さんが語っている内容です。（はっきりと聞き取れない部分もあります。）

　テレサが来たときは、会津三島町の方はまだ３月で雪がいっぱい残ってるところでした。
　彼女もまだ若くて、可愛い感じだったですけども、日本語はあまりしゃべれなくて、
ちょっとこう、はにかんでいたような感じだったと、記憶に残っています。
　で、あと、雪を見るのも初めてだったということで雪の中を歩いて、はしゃいでいたように思います。
　それから、町の代表で、町長さんの所に行って、挨拶に行って、それから町の中をぐるぐる回って、そして、この三島町に来た記念として記念植樹をしました。
　そのあと、みんなの前で歌を歌って、それから夕方、みんなでテレサを囲んでお酒を飲み交わしたということがありました。
　とにかく、日本に来て、いきなり田舎に来たということで、もう、見るものが珍しかったようで、かなり喜んで歩いていたような記憶です。
　我々もテレサの歌を聞いて、素晴らしい声も、歌ったですけど、人柄もたいへん良かったから、それからみんな、この町の人たちはテレサを応援していました。
　テレビに出るたびに、そういうことがあったなあと、写真送ってるよとか、そういうことが話の中でも出ることがあったりして、テレサが（テレビなどに）ずいぶん出てきたころには、この町に来た、来てくれたテレサっていうことで、もう、町の中の人たちは、大変喜んでいました。
　今、テレサが亡くなってからもう７年も経ってるということで、亡くなった当時は我々も随分悲しい思いをしたんですけれども、今、テレサの写真を見て、我々のところにもまだ多分写真が残ってるんじゃないかと思うんですけれど、もし見つかったら、皆さんにお知らせしたいと思います。
http://teresa-teng.info/misima/interview/interview.htm