日本デビュー時のライバルRivals

　テレサ・テンの日本デビューである1974年に同じくデビューをした歌手たち。雑誌での紹介です。

Contents

1. 「少年マガジン」1974年13号（３月24日）
2. 「少年マガジン」1974年20号
3. 「週刊明星」1974年7月28日号
4. 「明星」1974年７月号
5. 「週刊平凡」1986年（昭和61年）１月10日号？
6. 雑誌名不明（２）
7. レコード大賞新人賞（雑誌名不明）

「少年マガジン」1974年13号（３月24日）

**巻頭特集**
キミはだれが好き!?
カラーブロマイドで選ぶ
新人歌手コンテスト

ライバルたち
林寛子／進藤典子／木の実まこ／あいとまこと／伊藤咲子／あゆ朱美／テレサ・テン／マルガリータ／リンリン＆ランラン／マギー・ミネンコ／前川ゆき子／麻生よう子

テレサ・テンの紹介記事

～～～デビュー曲～～～～
今夜かしら　明日かしら
～～～３月１日発売～～～
　テレサ・テン
■本名／テン・リーチュン　■19歳　■台湾出身　■身長165cm 体重48kg　Ｂ84Ｗ58Ｈ91　■レターのあて先／〒104東京都千代田区有楽町1-4　松井ビル　渡辺プロ
15歳でデビュー。４年間でＬＰ20枚も出した東南アジアの大スター。いつも微笑をたやさず、丸顔の中にあったかい思いやりをもっている女の子だけど、仕事にはとってもキビシイ。日本のヤングと早くお友だちになりたいと言っているから、キミも応援しよう！

「少年マガジン」1974年20号

この号では、テレサ・テンと林寛子の２人だけの紹介です。表紙は、林寛子。

「週刊明星」1974年7月28日号

▶毎年、星の数ほども登場する新人歌手たちだが、今年も上半期がすぎて、新星の明るさにもそろそろ差が出てきたようだ。第４回日本歌謡大賞新人祭りが13日、赤坂プリンスホテルで開かれ、輝く31の星が選ばれた。歌謡界にデビューした年、誰もがめざす新人賞の栄誉は、この中から出る公算が大きい。むろん下半期に超新星が出現して栄誉をさらうこともないわけではない。とはいえ、昨年暮れから今年６月までの新人群の総決算の結果が出たのだ。多彩な顔ぶれによるこれからのデッドヒートはますます激しく面白くなるだろう。（なおリンリン・ランランは香港に帰国中のため欠場しました）
　撮影・松浦正典今津勝幸

ライバルたち
リンドン／マギー・ミネンコ／中条きよし／弾ともや／テレサ・テン／藍毓莉（ラン・イーリ）／荒川務／あゆ朱美／芦川まこと／優雅（ユウヤ）／江川ひろし／秀蘭（シュウラン）／城みちる／アンデルセン／岡崎徹／シェリー／しのづかまゆみ／グレープ／ミミ／あいざき進也／木之内みどり／北明美／岡本正とうめまつり／宗田まこと

テレサ・テンの紹介文

テレサ・テン「今夜かしら明日かしら」
７月１日　２曲目「空港」を発売　19歳の台
湾嬢　15歳から東南アジアの各都市で活躍を

「明星」1974年７月号

優雅ゆうやは、テレサ・テンと同じく台湾出身で、その意味でも強力なライバルのはずでした。

ライバルたち
テレサ・テン／長谷直美／浅野ゆう子／進藤典子／木の実まこ／あゆ朱美／有田美香／優雅

「週刊平凡」1986年（昭和61年）１月10日号？

　印刷のドットが見えるので雑誌と思われます。「週刊平凡」1986年（昭和61年）１月10日号のインタビュー記事中の写真と思われます。インタビューでは、香港出身の妞妞が通訳をしてくれたようです。

ライバルたち
（上左から）妞妞／三木綾子／林寛子
（下左から）テレサ・テン／木の実まこ／あゆ朱美／進藤典子

雑誌名不明（２）

　特集グラフ新人賞への第１走者レコード各社が推薦する今年デビューの新人たちという見出しのついた、数ページのうちの１枚です。

ライバルたち
あゆ朱美／風吹ジュン／テレサ・テン／妞妞ニューニューの４人が、２ページに紹介されていますが、この後のページに誰が紹介されているのかは、分かりません。

　 ①デビュー曲名、 ②デビュー月日、 ③出身地、 ④身長、体重、 ⑤目標歌手と今後の抱負とのこと。
　テレサ・テンのところには、以下の記述があります。

●テレサ・テン（19歳）ポリドール
①『今夜かしら明日かしら』　②３月１日　③台湾　④165cm・48kg　⑤尊敬する歌手はアンディー・ウイリアムス、好きな歌手は森進一だということですが、彼女は15歳でデビューしてから香港を中心に東南アジアで活躍。これまでにＬＰ20枚を出している香港での大スターです。