荘奴

荘奴氏に関する、数少ない日本語の記事がありました。
https://www.excite.co.jp/news/article/Searchina_20120905006/

あの日を思い、止まらぬ涙…テレサ・テン生誕60周年の記念活動
2012年9月5日 10:52

北京市内で4日、テレサ・テン(1953-1995年)の生誕60周年を記念する世界巡回公演の発表会が行われた。写真は作詞家の荘奴さん。壇上でテレサ・テンの思い出を語り始めたが、涙が止まらなくなり、絶句してしまった。
(写真は「CNSPHOTO」提供)

 北京市内で4日、テレサ・テン(1953-1995年)の生誕60周年を記念する世界巡回公演の発表会が行われた。写真は作詞家の荘奴さん。壇上でテレサ・テンの思い出を語り始めたが、涙が止まらなくなり、絶句してしまった。(写真は「CNSPHOTO」提供)

 テレサ・テン生誕60周年の世界巡回公演では、多くの歌手が集まり、テレサ・テンのヒット曲を同一のステージで歌唱する。第1回公演は12月2日に、深セン市(広東省)で開催される。

 テレサ・テン(鄧麗筠)は1953年1月29日生まれ。台湾を代表する歌手のひとり。1970年代から90年代にかけて、台湾だけでなく香港、マカオ(澳門)を含む中華圏全域や日本でも人気を博した。1995年に静養のために訪れていたタイ・チェンマイで気管支喘息(ぜんそく)のため死去した。42歳だった。

 中華人民共和国に対しては、中国共産党の一党独裁を厳しく非難した。台湾当局も、対大陸宣伝にテレサ・テンを利用した。中国大陸部では1983年まで、テレサ・テンの歌が「黄色歌曲(エロ歌曲)」として取り締まりの対象だった。87年に台湾の商品を大陸で販売できるようになり、テレサ・テンの歌のミュージック・テープなども、大陸で「正式」に楽しめるようになった。
 荘奴さんは1922年生まれの90歳。北京市出身だが1949年に台湾に逃れた。記者、編集者、俳優として活動したが、作詞家として大きな成功を収めた。作品数は3000を超え、テレサ・テンの持ち歌の8割前後が荘奴さんの作詞による。荘奴さんの歌詞には、言葉づかいが優美であるだけでなく、声に出して歌いやすい特徴があるとされる。(編集担当:如月隼人)

逝去を報じる記事もありました。
https://jp.rti.org.tw/news/view/id/55879

数々の名作生んだ作詞家、荘奴氏が死去

11 October, 2016 Editor

テレサ・テンの名曲も

『甜蜜蜜(蜜のように甘く)』、『小城故事(小さな町の物語)』などの名曲の作詞家、荘奴氏が亡くなった。95歳だった。

中国大陸のメディアは11日、戦後の標準中国語歌謡界を代表する作詞者、荘奴氏が11日午前、重慶市で亡くなったと伝えた。

荘奴氏は1921年、中国大陸の北京生まれ。1949年に国民政府と共に台湾にやってきた荘氏は、記者や編集者、劇団の俳優などをしてから作詞家として活動し、広く知られるようになった。作詞した曲は3000曲に上り、戦後を代表する作詞家の一人とされている。中でも、故・テレサ・テンさんが歌ってヒットした、『甜蜜蜜(蜜のように甘く)』、『小城故事(小さな町の物語)』などの作品は特に有名。

1992年、中国大陸の重慶出身の女性と結婚したのち、台湾と重慶を行き来していたが、2012年からは重慶の璧山に定住していた。

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Posted by teresateng