血の滲むような練習をしていました(芳野藤丸)
(pp.158-159)
往年のテレサを、関係者の誰もが「圧倒的な歌唱力だった」と振り返る。テレサ・テンのステージ監督を務めた音楽家・芳野藤丸さん(69歳)もその一人だ。
以上、『週刊現代(2020年12月5日号)(p.159)
「演奏旅行をしていた折、歌番組を観ていた彼女が『歌が上手い人のことを、歌手と呼ぶのよね』と、こぼしたんです。それは日本のアイドルへの皮肉だったのかもしれません。ですが、それ以上に彼女の、歌に懸ける覚悟や凄みを感じました。
ステージでもレコーディングでも彼女は完璧に仕上げてくる。人に見せないところで血の滲むような練習をしていました」
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