ライヴ・イン・マレイシア

 マレーシアでも、何度かコンサートを開いてきましたが、「ライヴ・イン・マレイシア」のタイトルでCDが制作・発売されているのは、1981年4月のこのコンサートが、1984年1月の15周年のコンサートと並び評価が高いからでしょうか。日本人の聴衆との日本語のやりとりの音声も聞こえます。

見られる映像はあまりありません。

https://youtu.be/FgDJO5KyjEE

CD

 2枚組のCDが、後年に発売されました。それをそのまま消えるのが、冒頭の2つの動画です。ライブということもあり、曲ごとにトラックに分けられておらず、1枚のCDが1つのトラック、という仕様になっているようです。

 輸入され、国内販売用に日本語による説明をつけた帯は添付されておりますが、日本語解説は付いません。

Amazonのサイトにある、CDの紹介文

元祖アジアの歌姫が80年代初頭にマレイシアで残した熱狂のライヴ

日本をはじめ、極東〜東南アジア全体で広く親しまれた元祖アジアの歌姫と言えばこの人テレサ・テン(1953−1995)。台湾で生まれた彼女が歌手としてデビューしたのは14歳になった1967年でしたが、それからの大活躍というものは、ぼくらの想像を絶するものがあり、ありとあらゆるスタイル・言語でその美しい歌唱を楽しませてくれました。そして95年に42歳の若さで亡くなるまでの間に数々のヒットを残しました。
そんなテレサが華僑系移民の多く暮らすマレイシアに赴いて行ったライヴを収録したのが本作。久しく絶版となっていましたが、この度現地で再発されました。
録音時期は彼女の全盛期であった80年代初頭で、名曲「何日君再來」をはじめライフ・レコード〜ポルドール時代のヒット曲のほか、英語曲のカヴァーなどを加えたレパートリを披露しています。そして聴き所はなんといってもライヴならではの生々しさ。祖国から遠く離れた地で暮らす華僑の人々にとってもテレサは当時最大のスターだったわけですが、そんなディーヴァのステージに熱狂するオーディエンスの声や拍手がより一層ライヴの興奮を盛り立てています。
ハッキリ言って録音状態は良くありませんが、東南アジア一帯に絶大な人気を誇った当時のテレサ人気を偲ばせる、ファンには有り難い作品と言えるでしょう。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%AC%AC1%E9%9B%86-%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%B3/dp/B01711OH5O

1980,Concerts,Media

Posted by teresateng