マレーシア・ツアー　1981年4月　

ポリグラム

インターナショナル・スーパースター
テレサ・テン

日本から特別に招いた9人編成のバンドをバックに
豊富な
曲のレパートリーをお楽しみください。
１時間半の
をお楽しみください。

ライブ・イン・コンサート
81年４月５日～11日

「スペシャル・アワー」午後７時15分開演
＄35、＄25、＄15。

午後２時30分よりマチネー・ショー
11日のみ

予約は毎日午前10時より

シャングリラ　香格里拉直總會
　　　　　　　ナイトクラブ＆キャバレー

クアラルンプール 　ジャラン・プドゥ　ヘンティアン・プドゥラヤ４階
電話番号 21174. 21183 290178

1981年4月9日～
マレーシアのシャングリラ・ナイトクラブの招待でテレサ・テンが行った公演は、センセーションを巻き起こしました。 新聞各社がこぞって報道しただけでなく、一夜限りの出演料はなんと1万5000米ドルに達し、歌手の公演料として史上最高額を記録しました。チケット代も驚くほど高額で、記録を塗り替えました。 主催者は記者会見を開きましたが、当時キャメロンハイランドに滞在していた記者たちは、彼女の姿を直接見ることができませんでした。 4月9日、クアラルンプールのジャラン・インビにあるウェニー・ヘアサロンで、プチョン鉱山の土砂崩れの被災者のためのチャリティ・ヘアカット・セレモニーがテレサ・テン自ら執り行った時、初めて記者たちは彼女の姿を目にすることができました。

1981年4月 ～ テレサ・テンのマレーシア訪問は、たちまち街の話題となりました。

読者の興味をそそるのは、彼女のナイトクラブの入り口まで続く、高さ1.2メートルの花かごの長蛇の列でしょう。カードはすべてテレサ・テン宛てで、「あなた」はいつ戻ってくるの？と書かれていました。最初の日に「リトル・リー」と書かれたものを除いて、署名はありませんでした。

午後9時過ぎ。クアラルンプールのシャングリラ・ナイトクラブでの初公演を終えたばかりのテレサ・テンは、クアラルンプールで最も高級なレストランへと夕食に駆けつけました。というのも、彼女の店のクリスピーな子豚の唐揚げが絶品だったからです。 クリスピーな子豚の唐揚げ以外にも、テレサ・テンはマレーシアの軽食にも大変興味を持っていました。 実は、彼女にとってマレーシアは初めてではなく、すでにマレーシア料理には大変馴染みがありました。 テレサ・テンはもはや昔のテレサ・テンではないが、相変わらず親しみやすい。彼女と会話をしていて気まずい思いをすることは決してない。彼女は以前会ったことがある人なら誰でも覚えている。

私たちが話している間に、すでに11時を過ぎていた。レストランはとっくに閉店していたが、テレサ・テンが食事をしていたため、帰宅することもできたウェイトレスの多くが、このスーパースターにサイン入りの写真を頼むために残っていた。 テレサ・テンの直筆サインスタンプは不便だと言う人もいたが、彼女はそうは思わず、直接サインする方が意味があると言った。