シーザーズパレス ワンマンショー(1983年)頼まれたシーザーズ・パレス・コンサート
雑誌の記述
コンサートの様子を伝える、香港映画雑誌「銀色世界」1983年4月号の記事。
この雑誌の記事には、次のような内容が含まれているとのことです。(情報を提供してくれたToshikazu S. Foley氏に感謝します。)
- general information (exact time, date, location, duration of the concert, price of the tickets, 30 (mostly Japanese) crew members [dancers, musicians, chorus, etc.]; with pictures)
- description of circumstances under which the concert took place (i.e. she was invited by Caesars Palace — as opposed to most of her other concerts which performed under her own initiatives; she hesitated to accept the invitation at first)
- general reception, demographics of the attendance
- her exchanges with the attendance and Caesars Palace staff members
- stories about her performance after the concert ended
- 何日君再來 as closing song
以下のように解釈できると思われます。
- 基本的情報(正確な時期・日付、場所、実際の開催時間、チケットの料金、30人のスタッフ(大部分は日本人)がいたこと[ダンサー・演奏者・コーラス等]、および写真)
- コンサート開催環境に関する記述(例えば、テレサ・テンの他のほとんどのコンサートが、彼女主体で開催されたのとは対照的に、このコンサートがシーザーズ・パレス側からの招きによるものだということ。さらに、当初は彼女がその招きに躊躇していたこと。)
- 受け入れ体制全般と観客の構成
- テレサ・テンと観客およびシーザーズ・パレスのスタッフとの交流
- コンサート終了後のテレサ・テンのパフォーマンスに関するいくつかの記述
- 最終曲が『何日君再來』であったこと*。
*この記事には含まれていませんが、このコンサートでは『何日君再來』のほか、『風霜伴我行』、『再見我的愛人』、『甜蜜蜜』、『龍的傳人』など十数曲を歌ったようです。