♪ 夜来香(イエライシャン)歌の「夜来香」=本当の「夜来香」か?

夜に香る花

夜に香る花5種

 「夜になるとよく香る花は、熱帯地域が原産の白い花に多くあります。」という一文を添えて、5種の植物を紹介している「夜に香る、魅力的な白い花5選」から、その内容を転載させてもらいます。(*は当サイト管理人のコメントです。写真はあちこちのサイトのものを利用させてもらいました。)

■ナイトジャスミン

http://lanicafe.com/?pid=87263876

 

 別名は「夜香木(ヤコウボク)」。ナス科・キチョウジ属、西インド諸島原産の半耐寒性樹木です。「夜香木」の名前の通り、花は夜8時ごろから咲き始め、とても強い甘い香りをあたりに漂わせます。
 朝になると花は閉じ、日中は全く香りはしません。これを数日間繰り返してから花を落とします。


■チューベローズ

https://greensnap.jp/article/8723

 

 別名は「月下香(ゲッカコウ)」。リュウゼツラン科・ポリアンテス属、メキシコ原産の球根植物です。日中から華やかで甘い香りを持ち、香水にも使われます。夕方からはどんどん香りが強くなっていきます。昼と夜では香りに含まれる成分が異なり、月夜には特に濃厚な香りを放ちます。


*山口淑子は自伝で、『夜来香』の「夜来香」はこれを指していると述べているとのこと。

■イエライシャン

https://lohasplaza.com/?pid=92946676

 

 別名は「夜来香」。ガガイモ科・テロスマ属、インド原産のつる性常緑樹木です。「夜来香」は中国語で「イエライシャン」と読み、ヤライコウとは読みません。また、別名「東京葛(トンキンカズラ)」とも呼ばれます。
 夏になると薄黄色から白の花をつけます。開花すると日中でもとても良い香りがしますが、夜はさらに香りが強くなります。

*「別名」と書かれていますが、「漢字表記」とすべきでしょう。

■月下美人

https://lohasplaza.com/?pid=92946676

 

 別名は「月来香(ゲツライコウ)」。サボテン科・クジャクサボテン属、メキシコ原産の多年草です。
 夜に花を咲かせ、朝にはしぼんでしまいます。花が閉じた後は、天ぷらやお浸しなどにして食べることができます。花が咲いているのを見なくても、香りだけで咲いたことがわかるほど花の香りが強く、ヨーロッパでは香水にも使われています。

■インドヤコウボク

https://gkzplant.sakura.ne.jp/mokuhon/syousai/yagyou/
yo/yorusokei.html

 

 別名は「夜素馨(ヨルソケイ)」。モクセイ科・ニクタンテス属、インド原産の落葉低木です。花びらは白く、花筒はオレンジ色をしていて、夜に花を咲かせ、翌朝には枯れてしまいます。落ちたばかりの新鮮な花は、香料や染料に使われます。
 ヒンズー教の神木とされていて、インドでは、落ちた花を輪にして花飾りを作ります。

「夜来香」と呼ばれる植物は3つ

 「板宿八幡神社へようこそ」というサイトは、以下のように「「夜来香(イエライシャン)」と呼ばれる植物は3つあると言われています。」と記述されています。(写真は別サイト)

チューベローズの最大の特徴はその花の芳香です。夜になると香りが強くなると言われていますが、もちろん昼間も素晴らしい芳香がします。夜に強い芳香を放つ特徴から「夜来香(イエライシャン)」という別名をもちます。「夜来香(イエライシャン)」と呼ばれる植物は3つあると言われています。「チューベローズ Polianthes tuberosa」、「イランイラン Cananga odorata」、「イエライシャン Telosma cordata」です。すべて夜になると強い芳香を放つことからこの名前で呼ばれるようになりました。

チューベローズの花は一輪一輪もぎ取ることができるので、ハワイではレイに使用されることもあります。

板宿八幡神社へようこそ

 上の「5種」にはない「イランイラン Cananga odorata」という植物の名前が、「夜来香」とも呼ばれる植物として、加わっています。

夜に香らぬ「夜来香」

 「夜に香る」ことのない、「夜来香」という名前だけもらった植物もあります。

バラ(イエライシャン/夜来香)

品種名夜来香
NameIeraishan
ブランド河本オリジナル
系統HT ハイブリッドティーローズ
作出年2013年
https://www.baranoie.com/shopdetail/000000006533/

2023年3月18日Covers,Japanese,Trivia

Posted by teresateng