没後のテレサ・テン特集番組

2016年

テレサ・テン 歌声は永遠に 
 ~没後20年・アジアをつないだ魂をたずねて~

NHK BSプレミアム
放送日時
 2015年5月8日(金) 13:30〜14:30(60分) 初回放送
 2015年5月9日(土) 23:00~23:59 再放送
 2015年6月7日(日) 23:00~24:00 再放送
 2016年5月7日(土) 15:00~16:00 再放送
 2019年5月4日(水) 再放送 
 2021年12月29日(水) 再放送

「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」「別れの予感」…今なお愛されるヒット曲を送り出したテレサ・テン。台湾、香港、日本などで活躍した背景と貴重な歌唱シーンを送る。また、デビュー当時のエピソードや、名曲「何日君再来」をリバイバルヒットさせたストーリーなど、ゆかりの人々の証言をまじえて歌手としての魅力や情熱あふれる人間性を紹介。ナビゲーターに歌手・夏川りみが登場し、テレサの故郷・台湾を訪ね歩く
【出演】テレサ・テン,【ナビゲーター】夏川りみ,【語り】野村正育

1995年5月8日、42歳の若さで世を去ったテレサ・テン。出生地の台湾はもちろん、日本、中国、香港、タイ、マレーシア、シンガポール…その歌声はアジア各地の人々に愛された。テレサこそ20世紀後半に出現した“アジアの歌姫”といえる存在だった。
この番組は、没後20年をむかえる彼女の歌人生をたどり、台湾・香港・日本を中心にヒット曲を送り出し続けた背景と貴重な歌唱シーン映像でつづる特集企画。1980代に日本で発表した大ヒット曲の歌唱映像とともに、10代からトップアイドルなみの人気を博したエピソードや、戦前の流行歌「何日君再来」をリバイバルヒットさせたストーリーなど、ゆかりの人々の証言をまじえて歌手としての魅力や情熱あふれる人間性にスポットをあてる。
ナビゲーター:夏川りみ

土曜エンターテインメント
「アジアの歌姫 テレサ・テン 今甦る素顔と真実」

BSフジ
放送日時
 2016年6月11日(土)  19:00~20:55
 2018年4月1日(日) 再放送?

台湾を代表する歌手でありながら、母国の台湾のみならず、中国、タイ、マレーシア、シンガポール、北朝鮮、そして日本で絶大な人気を誇り「アジアの歌姫」と称されたテレサ・テン。
彼女は、42歳という若さで短い生涯を閉じた。
その最後は、気管支ぜんそくが原因とされているものの、実際には幾つもの謎が残されている…。

今も色あせることなく輝き続けているテレサ・テンの魅力とは?
なぜ彼女は、若くして死ななくてはならなかったのか?

この番組では、テレサ・テンの出生に始まり、歌手としてスターへの階段を駆け上がる輝かしい過程、日本への進出と挫折、そして謎に包まれた不慮の死まで、彼女の人生を辿っていく。また、彼女と関係の深い人物にインタビュー取材を実施。懐かしの映像とともにヒット曲も多数ご紹介する。

出演 佐々木幸男・舟木稔・荒木とよひさ・森進一・早見優・鈴木章代
リポート 前田忠明
ナレーション 川端健嗣

2017年


中居正広の金曜日のスマイルたちへ」~芳村真理が今、告白
 

TBS
放送日時
 2017年5月19日放送 20:57 – 22:00

出演 假屋崎省吾・中居正広・室井佑月・安住紳一郎・IMALU・ベック・芳村真理・榊原郁恵

 ゲストの方にもう一度会いたい歌手・聞きたい曲をご紹介する新企画がスタート。

 スタジオにゲストの芳村真理が登場。芳村真理は現在82歳、とても健康そうに見えるが特に何もしていないという。「夜のヒットスタジオ」の司会として活躍していた。

 芳村真理は「夜のヒットスタジオ」の司会を20年つとめ、芸能生活57年の大ベテラン。1935年の東京生まれ、幼少期には第二次世界大戦を経験し戦後はファッションモデルの先駆けとして活躍。その後、女優業に転身、1966年に朝の情報番組で司会者に抜擢されると才能が開花、様々な番組で司会を担当した。1968年、33歳で夜ヒットに抜擢、華やかな衣装が話題となった。プライベートでは1966年に実業家と結婚した。

 2014年、芳村は健康診断をうけたところ動脈が風船のように膨らむ「動脈瘤」と診断された。幸いにも早期発見だったため動脈瘤も小さく、大事には至らなかった。この病気がきっかけとなり人生について考え直した。そんな芳村から2つのリクエストがあり、1つ目が「もう一度、西城秀樹に会いたい」、2つ目は「テレサ・テンの歌声を聞きたい」というもの。西城秀樹の伝説を今の人にも知ってもらいたいのだという。

(西城秀樹についての語り・映像再生などのあと)
 芳村真理がもう一度聴きたい歌として挙げたのがテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」。芳村によると、この曲はテレサ・テンの人生が詰まっており、その事を強く感じたという。

 テレサ・テンは1967年、14歳にして台湾でレコードデビューを果たした。抜群の歌唱力でトップアイドルとなり東南アジアで大スターになった。1974年に来日、抜群の歌唱力で「空港」が大ヒット、日本レコード大賞を受賞した。彼女の歌を間近で聴いていた吉村によると、日本語の発音がとても上手で言葉の意味を理解していたという。デビューから5年、1979年以降は国交断絶により日本での活動は難しくなった。ようやく活動再開できたのは1984年、再デビュー後は「つぐない」や「愛人」をヒットさせた。

 日本で復帰する直前、テレサ・テンは婚約者と破局。相手の親族に結婚する条件として歌手を辞めることを迫られ、愛する人より歌を選んだ。そして1995年5月8日、喘息の発作が原因で42歳という若さで無くなった。葬儀は国葬並みの規模で行われ、3万人もの人々が死を悼んだ。

 スタジオでテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」が流れた。

 芳村真理は本日の放送を振り返り「素晴らしい番組でした。こういう事がないと、絶対にあうことがなかった」とコメントした。

(以上、https://datazoo.jp/tv/中居正広の金曜日のスマイルたちへ/1063178 の記述を抜粋してまとめました。)

芳村真理の語りなどを含みますが、動画としての再生速度が正常ではありません。


「徹子の部屋 昭和の大スター名場面スペシャル」
 

テレビ朝日
放送日時
 2017年5月22日(月) 12:00~12:30 

出演 黒柳徹子・中村メイコ 

 歌手のテレサ・テンの放送回を紹介。結婚する相手は小さい庭があるくらいの人が理想である事や、7歳から歌を歌っているため勉強をする機会がなかった事などを語った。

「テレサ・テン 歌声は国境を越えて
 "ふるさとはどこですか" 没後22年目の真実」

BS朝日
放送日時
 2017年7月3日(月)初回放送
 2018年2月5日(月)18:00~20:54 再放送

番組概要
 “アジアの歌姫”テレサ・テンが旅立って22年。今なお、その人気は衰えることがない。日本を始め台湾、香港などアジア各国で活躍したテレサ。 命日には各地で追悼イベントが行われ、折に触れ人々は集いテレサを偲んでいる。なぜ、テレサは私たちの心に生き続けるのか。なぜ、テレサの歌声はこれほどまでに私たちの心に浸みるのか。生まれ育った台湾。歌手としての地位を確立した香港。“アジアの歌姫”との名声を得た日本。コンサートを夢見た両親の故郷、中国。国境を越えて人々に愛されたテレサであったが、 こころ休まる地はなかった。
 隠れた名曲「ふるさとはどこですか」のメロディーに乗せ、日本、台湾、香港、中国の人々のテレサへの思いと、それぞれの国に対するテレサの思いを3時間にわたって紹介する。

▽「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」3大ヒット曲のプロデューサーが明かす制作秘話
▽台湾のレコード会社元スタッフが語るテレサの苦悩と決意
▽上海に建てられたテレサの慰霊碑とファンの思い
▽両親が暮らした街、西安の親類が明かすテレサの願い
▽幻の中国でのコンサートとは
▽香港での知られざるを生活ぶり

≪紹介楽曲≫
♪つぐない ♪愛人 ♪時の流れに身をまかせ ♪別れの予感
♪今夜から明日かしら ♪空港 ♪ふるさとはどこですか
♪何日君再来 ♪香港 ♪夜来香 ♪北国の春 ♪浪花節だよ人生は
♪グッドバイ・マイ・ラヴ ♪港町ブルース ♪長崎は今日も雨だった
♪二人でお酒を ♪月亮代表我的心 ♪甜蜜蜜 ♪小城故事

2018年


「没後23年 台湾徹底ロケ 生き続けるテレサ・テン」
 

BS11
放送日時
 2018年6月10日(日) 19:00~

 没後23年たった今も根強い人気を誇る歌手テレサ・テンさん(享年42)の足跡を元NHKの宮本隆治アナウンサー(67)がたどる特番「生き続けるテレサ・テン」が10日午後7時からBS11で放送される。
 日本のテレビ初公開となる生家などを祖国・台湾で取材。宮本アナは「彼女がなぜ多くの人の心に生き続ける存在となったのか、その軌跡を追いました」と話している。


「時の流れに身をまかせ」「別れの予感」「愛人」「つぐない」…42歳という若さで他界したテレサ・テンさん。20世紀を代表する希代の歌姫の曲は、世代を越えて歌い継がれ、没後23年が経った今も根強い人気を誇っています。チャーミングな外見、それとは裏腹なほど憂いに満ちた歌声。日本、台湾、香港、東南アジアと国境を越えて愛されたテレサの足跡を辿るため海を渡りテレサの故郷・台湾へ。
日本のテレビでは初公開となるテレサの生家や、彼女が学んだ「蘆洲国民小学校」に眠る1977年の秘蔵映像、卒業アルバムに写る12歳のテレサ、同級生が語る歌の道を歩むきっかけを与えた恩師の存在、大スターになってからもよく通った台湾夜市の中のお気に入りの店、"日本の父"と言われる人物が初告白するテレサの恋物語、兄弟が知る素顔など、テレサ縁の地へ向かい、彼女を知る人物に話を伺います。
そしてテレサがこの世を去った5月8日の命日に彼女の墓がある金宝山に集った200人以上のファンたちの熱い願いとは?徹底した取材によって、テレサがどのようにして人々を愛し、努力に努力を重ねて、多くの人の心に生き続ける存在となっていったのかに迫ります。さらに日本デビュー前の映像、「空港」「夜来香」「昴」「北国の春」「愛人」「襟裳岬」「別れの予感」「つぐない」「時の流れに身をまかせ」などヒット曲を歌う貴重映像も満載にお届けします。

ナレーター:池田昌子

「テレサ・テン生誕60周年スペシャル
 ~たっぷり聞かせます魅惑の歌声30曲~」

BS-TBS
放送日時
 2013年3月10日 初回放送
 2014年5月8日(木)17:00~18:54 再放送
 2015年5月13日(水)18:00~19:54 再放送
 2018年12月29日(土)19:00~20:54 再放送

日本、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ…アジアの国々で活躍したテレサ・テン。その人生は、まさに波瀾万丈であった。 自身が生まれた台湾と両親が生まれた中国大陸との“二つの祖国”の狭間で揺れ、アジアの歌姫と謳われるも日本での最初のデビューは大きなヒット曲に恵まれなかった。そして、不正パスポート事件で国外退去。日本再デビュー。悲しみの天安門事件。タイ・チェンマイのホテルでの突然死。 だが、テレサの歌声は、今なお多くの人の心に残り、 ヒット曲はカラオケのリクエスト上位にランクされ、根強い人気は衰えることはない。 折しも、今年はテレサ生誕60周年を迎える。 情感あふれる歌声と卓越した歌唱力。 テレサは、どんなジャンルの楽曲でも、独自の表現力で歌った。
▽テレサが歌った日本の名曲
▽テレサが歌った世界の名曲
▽テレサが歌った中国の名曲
▽テレサが歌った栄光のオリジナル曲。

番組は、歌手テレサ・テンの真髄を、TBSに保存されている貴重な歌唱映像を中心に紹介する。

2019年

「武田鉄矢の昭和は輝いていた~
 テレサ・テン 不滅の歌声と波乱の人生」

BSテレ東
放送日時
 2019年1月11日(金) 19:00~

今なお、その歌の魅力があせず、日本デビュー45年を迎えるテレサ・テン。歌声の秘密と彼女の波乱の人生を3時間にわたってお届けします。

2019年に日本デビューから45年を迎える歌手、テレサ・テン。今もなおその魅力ある歌声と名曲は人々を魅了し続けている。今回、番組では日本人があまり知らない世界を舞台に活躍したテレサにスポットを当てる。
昭和42年、14歳の時に台湾でレコードデビューを果たした彼女は、香港に進出、瞬く間にスーパースターに!

10代の頃に歌った昭和歌謡の名曲の音源や、その頃の貴重な映画映像などを紹介する。そして、テレサから「日本のお父さん」と呼ばれたゲストの舟木稔氏が日本デビューの裏側とヒットまでの軌跡を語る。また、ギタリストとしてテレサのレコーディングや海外ツアーに参加した、芳野藤丸が語る驚きのエピソード。テレサならではのコンサートの秘密が、その画期的な内容とは!?

さらに、中国のスタンダードナンバーから、日本の演歌、歌謡曲、アメリカで流行していたポップスまで、歌のジャンルや言語にこだわらずに歌った貴重な映像も!
今再び甦る!!テレサ・テンの魅力の全てを3時間スペシャルでお送りします。

♪紹介楽曲 
・つぐない
・リンゴ追分
・落葉思情(星の流れに)
・愛して愛して愛しちゃったのよ
・家へおいでよ COME ON A MY HOUSE
・一見尓就笑 ※香港映画「歌迷小姐」
・昴
・今夜かしら明日かしら
・空港
・二人でお酒を
・幸せの黄色いリボン Tie a Yellow Ribbon Round the Ole Oak Tree
・再見!我的愛人(グッド・バイ・マイ・ラブ)
・何日君再来
・姑娘十八的一朶花(歌・エンレイ)
・但願人長久
・愛はかげろうのように
・ジャンバラヤ
・愛人
・浪花節だよ人生は
・北の旅人
・夢芝居
・秋冬
・心の愛 I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU
・船歌(インドネシア民謡)
・尓怎麼説(なんておっしゃるの)
・時の流れに身をまかせ
・あなたと共に生きてゆく

【司会】
武田鉄矢、須黒清華(テレビ東京アナウンサー)

【ゲスト】
舟木 稔(元トーラスレコード社長)
芳野藤丸(歌手・ギタリスト・作曲家・音楽プロデューサー)
水森かおり(歌手)
エンレイ(歌手)

テレサ・テン 歌声は永遠に 
 ~没後20年・アジアをつないだ魂をたずねて~

NHK BSプレミアム
放送日時
 2015年5月8日(金) 13:30〜14:30(60分) 初回放送
 2015年5月9日(土) 23:00~23:59 再放送
 2015年6月7日(日) 23:00~24:00 再放送
 2016年5月7日(土) 15:00~16:00 再放送
 2019年5月4日(水) 再放送 
 2021年12月29日(水) 再放送

「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」「別れの予感」…今なお愛されるヒット曲を送り出したテレサ・テン。台湾、香港、日本などで活躍した背景と貴重な歌唱シーンを送る。また、デビュー当時のエピソードや、名曲「何日君再来」をリバイバルヒットさせたストーリーなど、ゆかりの人々の証言をまじえて歌手としての魅力や情熱あふれる人間性を紹介。ナビゲーターに歌手・夏川りみが登場し、テレサの故郷・台湾を訪ね歩く
【出演】テレサ・テン,【ナビゲーター】夏川りみ,【語り】野村正育

1995年5月8日、42歳の若さで世を去ったテレサ・テン。出生地の台湾はもちろん、日本、中国、香港、タイ、マレーシア、シンガポール…その歌声はアジア各地の人々に愛された。テレサこそ20世紀後半に出現した“アジアの歌姫”といえる存在だった。
この番組は、没後20年をむかえる彼女の歌人生をたどり、台湾・香港・日本を中心にヒット曲を送り出し続けた背景と貴重な歌唱シーン映像でつづる特集企画。1980代に日本で発表した大ヒット曲の歌唱映像とともに、10代からトップアイドルなみの人気を博したエピソードや、戦前の流行歌「何日君再来」をリバイバルヒットさせたストーリーなど、ゆかりの人々の証言をまじえて歌手としての魅力や情熱あふれる人間性にスポットをあてる。
ナビゲーター:夏川りみ

2020年<没後25周年>

ザ・プロファイラー
〜夢と野望の人生〜「テレサ・テン」

NHK BSP(BSプレミアム)
放送日時
 2020年2月6日(木) 21:00〜22:00 初回放送
 2020年5月8日(金) 15:30〜16:30 再放送

【司会】 岡田准一
【ゲスト】ジュディ オング、テリー伊藤、泉麻人

 「愛人」「空港」など、数々のヒット曲で知られる台湾出身のテレサ・テンが亡くなって25年。実は彼女は中国やマレーシアなど各地で今も絶大な人気を誇る「アジアの歌姫」。
 だが私生活では不幸続きで、大富豪との恋に敗れ結婚は夢で終わる。また、同じ中国系の人々と国境や立場を超えたつながりを求めた彼女に、台湾や香港をとりまく東アジアの戦後史の荒波がおそいかかり…。
知られざるテレサ・テンの生涯に迫る。

https://www.tiktok.com/@masapicyu/video/6792206613592820993?is_from_webapp=v1&item_id=6792206613592820993


テレサ・テン名曲熱唱~没後25年目の真実~
 

BS-TBS
放送日時
 2020年5月8日(金) 19:00~22:54 初回放送
 2021年10月22日(金) 19:00~22:54 再放送

→ 番組を見る

アジアの歌姫“テレサ・テン”波瀾の生涯を貴重VTRと証言と共にひも解く。

◆キャスト
【VTR出演】
テレサ・テン
【インタビュー】
舟木稔(音楽プロデューサー/テレサの日本の父)、
鈴木章代(テレサの最後の担当ディレクター)、
松﨑澄夫(テレサ渡辺プロ時代の担当ディレクター)

【番組概要】
 今も多くの人に歌い継がれる名曲、「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」。 情感あふれる歌声と卓越した歌唱力で、 日本、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ… アジア各地で活躍したテレサ・テン。 1995年5月8日、静養先のタイ・チェンマイのホテルで、喘息の発作による呼吸困難を起こし帰らぬ人となった。2020年はテレサが旅立って25年の節目に当たる。
 台湾に生まれたが両親は中国大陸の出身。二つの祖国への思いを常に抱きながらも時代に翻弄されたテレサ。日本デビュー、パスポート事件、アジアでの栄光、三部作「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」の 大ヒット、悲しみの天安門事件…番組は、テレサ・テンの波瀾の生涯と歌謡史に残るヒット曲の数々をTBS保存の秘蔵映像で紹介していく。

【番組内容】
 台湾に生まれ、香港で歌手活動をしていたところを見初められ、日本デビューを果たしたテレサ・テン。しかし、1974年のデビュー曲はアイドル路線だったことからヒットとはならず順風満帆のスタートはきれなかった。この結果を受けたスタッフは、テレサ本来の魅力を引き出すのは“演歌”、として二作目では路線変更を決意。猪俣公章、山上路夫のヒット請負人に作詞作曲を依頼。そして発表された「空港」はレコード大賞をはじめ、各賞を受賞するヒットを記録する。
 日本とアジア各国を行き来し、その人気がより確かななものとなったテレサだったが、ある事件がテレサの身に降りかかる・・・
当時、国交断絶状態にあった日本と台湾を行き来する中で旅券の不手際を追及され、入国不許可となってしまったのだ。
 その中にあっても日本以外のアジアで活動を続けたテレサ。アジアでの人気は頂点達していた。 やがて、日本での復帰の時がやってきたテレサは、復帰作を三木たかし、荒木とよひさに依頼。発表された「つぐない」は時間をかけてヒッチャートを上昇。翌年には「愛人」、翌々年には「時の流れに身をまかせ」と立て続けにヒットを記録。三年連続有線大賞を授賞するなど獅子奮迅の活躍をみせた。 しかし1989年、テレサの心を痛める事件がぼっ発。自由化を求める中国の学生たちによるデモを政府が鎮圧した天安門事件だ。
 中国大陸出身である両親のもとに生まれたテレサは両親の祖国に特別な想いを寄せており、異国文化の規制が厳しかった中国におけるコンサートを夢見ていたテレサにとって深く傷ついた出来事だった…
初回放送:2020/5/8(金)よる9:00~10:54

2021年

テレサ・テン 歌声は永遠に 
 ~没後20年・アジアをつないだ魂をたずねて~

NHK BSプレミアム
放送日時
 2015年5月8日(金) 13:30〜14:30(60分) 初回放送
 2015年5月9日(土) 23:00~23:59 再放送
 2015年6月7日(日) 23:00~24:00 再放送
 2016年5月7日(土) 15:00~16:00 再放送
 2019年5月4日(水) 再放送 
 2021年12月29日(水) 再放送

「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」「別れの予感」…今なお愛されるヒット曲を送り出したテレサ・テン。台湾、香港、日本などで活躍した背景と貴重な歌唱シーンを送る。また、デビュー当時のエピソードや、名曲「何日君再来」をリバイバルヒットさせたストーリーなど、ゆかりの人々の証言をまじえて歌手としての魅力や情熱あふれる人間性を紹介。ナビゲーターに歌手・夏川りみが登場し、テレサの故郷・台湾を訪ね歩く
【出演】テレサ・テン,【ナビゲーター】夏川りみ,【語り】野村正育

1995年5月8日、42歳の若さで世を去ったテレサ・テン。出生地の台湾はもちろん、日本、中国、香港、タイ、マレーシア、シンガポール…その歌声はアジア各地の人々に愛された。テレサこそ20世紀後半に出現した“アジアの歌姫”といえる存在だった。
この番組は、没後20年をむかえる彼女の歌人生をたどり、台湾・香港・日本を中心にヒット曲を送り出し続けた背景と貴重な歌唱シーン映像でつづる特集企画。1980代に日本で発表した大ヒット曲の歌唱映像とともに、10代からトップアイドルなみの人気を博したエピソードや、戦前の流行歌「何日君再来」をリバイバルヒットさせたストーリーなど、ゆかりの人々の証言をまじえて歌手としての魅力や情熱あふれる人間性にスポットをあてる。
ナビゲーター:夏川りみ

2022年

「映像の世紀 バタフライイフェクト
 ~我が心のテレサ・テン」

NHK 総合
放送日時
 2022年5月30日(月) 22:00~22:45 (45分) 初回放送
 2022年6月9日(木) 0:30~1:15 (45分) 再放送

https://youtu.be/ykQl_szEFec

【番組概要】
 台湾出身のテレサ・テンの歌声は世界のチャイニーズの心を震わせ、テレサが一度も足を踏み入れたことのない中国本土にも彼女のカセットテープがあふれた。中国から台湾に亡命した空軍パイロットはテレサとの面会を真っ先に求め、台湾当局もテレサをプロパガンダに利用した。そして、テレサの歌声は天安門広場の民主化デモを支援し、香港の民主化運動でも歌われ続けている。歴史に翻弄されたアジアの歌姫の知られざる物語である。

2024年5月1日Articles,TV-Shows

Posted by teresateng